職務経歴書を書く時のポイント③

こんにちは。合同会社メグリアです。

今回は転職活動に必須のツール【職務経歴書】についての第三回目です。


ここからは実際の職務経歴書の記載例を取り上げていきます。


まず職務経歴書の最初には、経歴要約の見出しを作り、200~250字程度に経歴を要約して記載する方法があります。今までの職務経験と、応募企業で求められているスキルとの合致を強調することが重要です。

内容も長文ではなく、端的にまとめることが必要です。一つの内容について150字程度にまとめると良いでしょう。

文字の大きさやバランスにも注意を払い、見出しはやや大きな文字で、本文は10.5~12ポイントの文字が読みやすい大きさです。


次に具体的なフォーマットを見ていきます。

今回ご紹介するのは、『年代式職務経歴書』です。

年代順に過去から現在について記載するオーソドックスな書き方です。


学校卒業後に勤務した企業を年代順に記載することで、時系列順で職務経歴を把握できる利点があります。履歴書と併用して理解することができ、採用担当が違和感を抱くことはありません。勤務した企業ごとに在籍期間を記載するので、読みやすくなります。

ただしこの場合、ブランク期間などがある場合はその空白が明確になることがあります。

長期間のブランク期間がある場合には、職務内容の末尾に退職後について簡潔に記載するか、別途見出しを作りその期間の説明をしましょう。


年代順は職務経歴を把握しやすい反面、現状の職務が後半に記載されるので現在の経験をアピールしにくい欠点があります。過去の職種と応募職種が異なる場合は、前半部分で興味が薄れてしまいます。

また、転職回数が多い場合、企業名や在籍期間を一社ずつ記載していくことで、定着しない人材だと思われる可能性があります。

そのため、年代順で職務経歴書を作成する場合でも、アピールしたい経験やスキルは強調し、短期間で転職した企業や関連性のない企業については簡潔に記載するようにしましょう。


年代式職務経歴書が適しているのは、

・職務経歴が10年未満

・過去の職務経験が生かせる職種に応募する

・転職回数が3回以下

というような人になります。


次回は、現在の経験をアピールするのに向いている『逆年代式職務経歴書』についてご紹介します。

合同会社メグリア

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